カタヤマさんの頭の中

久しぶりの実名ブログです

パラレルワールドなんじゃないか

 

産後1ヶ月が過ぎ、床上げの時期になったので、ボチボチ次女を伴って外出している。

長女の時は「まずは近所の散歩から」などと慎ましくしていたけれど、上がいるとなかなか(私の気分的にも)そうはいかず、近場までドライブしたりして気分転換をしている。

 

何しろ4月の頭から3ヶ月近く引きこもっていたので、久しぶりのシャバの空気は最高である。

そして赤子を出した後は体が軽い。駆け出したい気分だぜ!

実際にはそこまで体力は戻っていないけれど。

 

そう、緊急事態宣言が出された4月の頭から、私はクリニックの健診を除いてはほぼ引きこもっていた。

私自身はフルリモートだったし、夫も8割型在宅勤務に切り替わっていて食材や日用品の買い出しはやってくれていたこともあり、私は3ヶ月間、ほぼ世間から隔離されて生きてきたのである。

 

テレビやネットのニュースでコロナの情報には触れているけれど、外に出ていないのでいまいちリアリティがない。

いや、感染予防とか、各地の感染者数が今どのくらいだ、という情報は頭に入れていたものの、大型施設が軒並み営業自粛したり、道ゆく人がみなマスク姿をしていたり、大型スーパーから個人商店まで街中のありとあらゆる店でレジ前に透明の間仕切りが設置されていたり、という「新しい生活様式」に変わっていることに、物凄く違和感を感じるのである。

 

多分、日々街の様子が変わっていくのを目にしていたら、そんなことは思わないのだろう。

3ヶ月近く世の中から隔離されていて、ようやく外に出たら街中マスク姿の人だらけで、以前はにこやかに挨拶していたマンションの住人たちとも、会釈だけしてそそくさとすれ違っていくようになっているのがとても変な感じなのだ。

 

「夜の店」ではない飲食店で談笑しながら食事をするだけなのに、ものすごく罪悪感がある。

ましてや生後間もない赤子を連れて外出していること自体、白い目で見られているような気がする。

 

緊急事態宣言以前と以後で、世の中は連続性を失ってしまったように見える。

現実に生きている世界なのに、パラレルワールドの中にいるみたいだ。

みんながそれを受け入れているおかげで、日本は感染爆発せずに踏みとどまっているのかもしれないけれど、世の中がずっとこのままなのはすごく窮屈だ。

 

リモートワークや時差通勤なんかは今後も一般的なワークスタイルとして浸透してほしいけど、人情味みたいなものは早く戻ってきてほしいなぁ。

 

しばらくは、密にならない曜日・時間帯を選んで、密にならない場所に、ささやかにお出かけしたいと思います。

とはいえ、育休は貴重な時間なので、時間と場所を選んでの外出は積極的にするよ。

 

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次女の一ヶ月健診終わって初のドライブは海ほたるへ。長女は夜景をやたら怖がっていた。

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このモニュメントは牡蠣か?

 

【おまけ】
ドライブのお供は長女のリクエストでプリキュアの曲をかけることが多いです。

私は特にプリキュア熱は高まっていないのだけど、このCDだけはちょっと欲しい。