カタヤマさんの頭の中

久しぶりの実名ブログです

善逸顔でホクロを取ってきた話(前編)

 

みなさん!

鬼滅の刃、好きですか? 読んで(観て)ますか?

吾妻善逸好きですか?

私は遅ればせながらコミックス版を読み始め(遊郭編の途中)、アマプラでアニメを観ています(那田蜘蛛山編の途中)。

映画観にいきたいな。どうしたら観にいけるかなー。

(長女は鬼滅は怖いので観にいきたくないと言っている&次女は上映中に泣き出すリスクがあるので連れて行くのを躊躇している)

 

鬼滅の刃の善逸といえば、「死ぬ!」が口癖のネガティブボーイでおなじみですね。

今回は、私が善逸顔になりながらホクロを取った話です。

(長いので、前後編に分割しました)

 

 

鬼滅の刃 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

今を遡ること7ヶ月ほど前。

第二子の臨月に差し掛かっていた私は、右足の太腿に角栓のようなものができた感覚があり、カリカリと掻いていました。

お腹もこれでもかと大きくなっていたので、屈んでみてもよく見えない。そこで鏡で見てみるとなんだか赤くなっているような気がする……。

とはいえ、太腿に角栓のようなものができるのは初めてではなく、「まあそのうち治るだろう」と呑気に構えていました。

 

それから大して気にすることもなく産後数ヶ月が過ぎ、当時お腹にいた次女の子育てにも慣れ、保育園の申込も終わってひと段落した頃。

ふと太腿の角栓があった場所を見てみると、ホクロ状になっているではありませんか。

それに、触ってみるとなんだかチクチク、ピリピリ痛いような気がする。

おまけにホクロの周りがアザのように赤黒くなってさえいる!

 

「え、これ大丈夫なやつ?」

私は背筋が寒くなりました。

ホクロに似た「がん」があると聞いたことがあったからです。

そう、「メラノーマ」。

極めてタチが悪く、進行するとあっという間に全身に転移し、宿主を死に至らしめるという皮膚癌の親玉。

 

「これ早めに診てもらったほうがいいやつだ……」

皮膚科受診を決めたものの、生まれてこの方皮膚科なんてかかったことがない。

早速グーグル先生にお伺いを立てて、

・ダーモスコピー検査ができる(皮膚を接写して病変部分を拡大して検査する)

・レーザーでないホクロの除去手術ができる(皮膚癌の場合にはレーザーは禁忌)

・先生が信頼できそう

な皮膚科を探すことに。

 

幸い、近所にいい感じの女医先生が開業している皮膚科があったため、夫がリモートワークの日を狙って早速受診。

外来担当の若い女医さんは、私の太腿のホクロを見るなり、「あっこれは……」とか言い出すじゃないですか。

「うーん、ちょっとよく見せてくださいね」

と、出ましたダーモスコープ。ネット見て予習したやつですわ。

ジェルを塗って、ホクロの部分に密着。そして写真をカシャリと撮られました。

 

「これ……大きさは2ミリくらいですが、左右に非対称なところがあって、境界が滲んでいるように見えますね。。周りが赤くなっているようにも見えるし、毛羽立っているところもありそう。深さはそんなに深くないようだけど……」

 

え、そんなに深刻な顔します? やばいの? 私死ぬの?

 

ここで皮膚がんの特徴をどうぞ。

何項目か当てはまってるんだよな。怖ーっ!

皮膚がんの早期発見で覚えておきたいこと~ ほくろと悪性黒色腫(メラノーマ)の5つの見分け方 ~ | プレスリリース | 東邦大学

 

 

「早めに取っちゃったほうがいいと思いますね。うちでも手術できますけど、どうします?」

「はい、もうすぐに取っちゃってくださいお願いします。今日ですか? すぐですか?」

焦るカタヤマ。

ここに来るまで「大したことはないです、ただのホクロです」と言われる未来を想像していた。それがこんなことになるなんて!!

 

女医先生はテキパキと院長先生の予定を調べ、「ちょっと間空いちゃいますけどこの日来られますか?」と手術日を決めてくれたのでした。

 

 

あー。やっぱりちょっと危ないやつかー。

ある程度覚悟はしていたけど、改めて言われるとしんどいなー。

でも、切れば治るだろうし、大丈夫大丈夫! 手術自体は30分くらいみたいだし!

 

会計を終え、気持ちを落ち着けて夫と二人分のお昼ご飯を買い、帰宅して食べていると……

 

プルルル。

見たことのない番号からの着信が。

 

「はい、カタヤマですが……」

 

「あっ、先ほど診察した●×皮膚科の▲▲ですが。えーとあのたいへん申し訳ないんですけど、院長に写真を見てもらったところ、やはり大きな病院に紹介した方がいいんじゃないかということになり。。お手数なんですが、紹介状を書きますので、取りに来ていただいてもいいですか?」

 

えーーー!

紹介状? 大きな病院に??

 

「いや、え、あの、紹介状取りに行くのは構わないんですけど、そんなにあの、重症ってことですか?」

慌てる私。

「そういうわけではないんですけど、悪性であることを否定するために何種類か病理検査を受ける必要があるんですけど、ここで受けられるのは一種類だけで。。大きな病院なら何種類か受けられるので、その方が安心できると思いますので。。」

 

もうね、気が動転しましたよね。

その時何を食べたか覚えてないもの。

とりあえず、その場にいた夫に、電話口で言われたことを説明するので精一杯。

 

今すぐ総合病院の予約を取っていいと言われたので、その場で紹介先の病院に問い合わせをし(結局予約は不要でいきなり外来を受診してくれとのこと)、その日は長女の保育園のお迎えの時間まで次女と不貞寝をして過ごしたのでした。

 

 

 

後編に続く!