カタヤマさんの頭の中

久しぶりの実名ブログです

いよいよ今日が育休最終日。ってなわけで「ここが違うよ第二子育休!」後編

さて、週が明けていよいよ育休最終日です。

 

最後の週末も、子供たちを接待すべくお出かけしたり、お出かけ帰りに車を擦ったり、せっかくの日曜日の夕方にディーラーに駆け込む羽目になったりして夫からお叱りを受けたカタヤマです。

皆さんお元気ですか?

 

当初の目論見では第一子vs第二子の育休の違いは先週の中に書き上げて、今日はエモい復職エントリでも、と思っていたのですが、書き出したら前回の記事が思いの外長くなりましてね。

頑張って書き上げよう!(夏休みの宿題みたい)

 

それでは続きです。どーん。

 

目次

 

6 育休中の慌ただしさが違う

第一子の育休もそれなりに忙しかったつもりでいたのですが。

 

もう全然違ったよね、第二子育休。

毎日息切れして、上の子のお迎えに行く時間には「ハハのライフはもうゼロよ!」となっていました。

 

なぜか。

猿でもわかるその理由は、「上の子がいるから」。

下の子の出産直後はコロナの第一次緊急事態宣言中で、保育園は休園。自宅に私たち夫婦と長女、次女、そして手伝いにきてくれた義母の総勢5人がひしめき合っている状態。

 

義母がいてくれたおかげで、保育園に行けない長女のガス抜きはできていたものの、朝から晩までご飯の心配をしていました。

義母と夫が上の子を伴って買い出しに出てくれたりしたので、負担感はずいぶん軽減されていましたけどね。

 

問題は、夫の育休が終わってから。

その頃には緊急事態宣言も明け、保育園も再開していたのですが、育休中で父母どちらかが自宅にいる場合、長女の通う園では預かり時間が朝9時〜午後4時に短縮されてしまうのでした。

(開所時間は7:15〜18:15。コロナ前の通勤があった頃は8:15頃に預けて18:15ギリギリに保育園に駆け込む感じだった)

 

早く起きても預けられないとなると、早起きするインセンティブがないんですわ。

夫は比較的出勤が遅い&私も夜間授乳で疲れていることもあり、家族が渋々起きるのは8時前後、ゆったり朝の支度をして9時半ギリギリに登園するスケジュールになってしまいました。

ちなみに9時半から朝の会が始まってしまうので、あまりにも遅いと先生からひとこと言われます。

 

長女を登園させて家に帰ると間も無く10時。

次女の離乳食が始まってから帰宅後次女にご飯を食べさせ、片付け、ジムに行き……としているとあっという間に昼食の時間。

次女が3回食になってからは当然次女もご飯。

運良く食後寝てくれればご飯を食べながらドラマ鑑賞。

 

そうこうしている間に、習い事のある日は早お迎えが待っています。

4時を待たずに習い事の荷物を確認し、次女を抱えてお迎えです。

 

付き添いが必要な習い事(ピアノ)は次女をおんぶして一緒に参加。

年中の今は少しピアノらしくなりましたが、年少時代はほぼ歌とリトミックなので、時には立って踊ることも……。いくら0歳児は軽いと言っても7キロとか8キロとかあるわけで、後半は完全に肉体労働でした。

 

母子分離の習い事も、待ち時間は1時間弱なので、本を持って近くのカフェで読書。

もちろんお腹or背中には次女。

幸い、あまり泣かない子なので助かりましたが、時々は立って揺れてご機嫌をとったりしながら本を読むのです。

もうね、上の子の時には結構お世話になったストローラー、第二子ではほとんど使いませんでした。

だって、機動力に欠けるんだもの。

そのために週2でジムに行って体を鍛えていたといっても過言ではありません。

 

そして帰宅後は食事。

食べ終わる頃には元気な子供が2人と、中年の屍の姿が。

1日を終えた後のお風呂ってさ、辛いよね。

長女は長風呂で、入る前は30分とか1時間とかゴネるくせに、いざ入ると1時間近く入っているのですよ(どういうわけか最近は少し短くなった)。

次女は大抵、夫にお任せでした。

 

こんな感じで、気がつくと全然時間がない!

 

上の子の時は、一駅分くらい歩いたところにある大きな公園に行ってみたり、ベビーカーで散歩してからカフェでお茶、とかしていたものですが、いや、そんな余裕はないよ。

確かに、子供一人でもそれなりに忙しかった気がするけど、活発な年少児を抱えていると、保育園や幼稚園があってもこんなに慌ただしいものなんだな、と痛感しました。

 

 

7 保活が違う

保育園が決まった話はこちらに書きましたが。

 

katayama-san.hatenablog.com

 

第二子の保活は気楽でした。

兎にも角にも、保活を取り巻く環境が上の子の時から比べて大幅に改善されたというのが大きいです。

在園児がいる場合の兄弟姉妹は入園選考にあたり優遇されるので、どこにも入れないかもしれないという不安はほとんどありませんでした。

 

あとはまあ、基本的には「上の子と同じ園が第一希望」なので、その他の園はそこに入れなかった場合の保険として、参考程度に話を聞く、という感じでした。

上の子の時に見学に行ったところの情報もあるので、

・上の子の時に入りたかったけど落ちてしまった園(今回は第二志望にする)

・上の子の入園以降にできた新設園

の2園? おお、2園しか見学してませんでした!

(もっと見学したつもりになっていた)

認証&認可外に関しては見学すら行かなかったな。

入れなかったら育休を延長するつもりでいました。開き直りよ。

 

第一子の時は見学のポイントも定まっていませんでしたが、上の子を預けていると保育園選びに関して重視することも明確になっているので、要点を絞って見学できたと思います。

 

 

8 入園時の寂しさが違う

長女は生後9ヶ月から、諸事情により一時保育に定期的に通っていました。

そんなわけで、「子供を他人に預けるのは全くの初めて!」という人に比べればスムーズに保育園に通えたとは思うのですが、とは言ってもやはり初登園からの数日は寂しいものでした。

 

登園初日、2時間くらいしかない慣らし保育の時間に、夫とお疲れ様のコーヒーを飲んでしみじみしたものですよ。

 

下の子の入園?

寂しさが0と言ったら嘘ですけども。

まあお姉ちゃんもいるし、先生たちも新任の先生以外はほとんど知っているし。

送り迎えで次女は先生たちともちょくちょく会っているし。

 

お互い「ようやく入園したね〜」という感じでした。

これで四六時中赤子を背負い続ける生活から解放だ、背中と腰が喜ぶね!という。

上の子の保育園や習い事が一緒で下の子も同級生のママに時々会うと、「早く預けたい」「働いている方がマシ」「重たい」という声が優勢でした。

特に、夏前生まれちゃんのママたちは「あと一年休むと子供の発達的に(活発に動き回るので)しんどい」という声が多かった。

そう、実際預けてみると、保育園ってかなり手厚い保育を受けられるので、母が知恵を絞って子供と遊ぶより良い刺激になるのですよ。

プロにお任せする心強さよ。

 

ただ、次女は入園後、「帰宅してご飯を食べると疲れてそのまま寝てしまう」ということがそれなりにあり、「今日は次女とほとんど遊んでないな」ということも。

これは流石に寂し過ぎるので、時々は戦略的に有休をとりながら、次女と過ごす時間を確保したいと思っています。

 

 

9 復職の嫌さが違う

長女の復職の時は、コロナ禍ではなく、通勤を前提とした復職でした。

私の場合、客先に出ることもある仕事なので、「定時で帰ります」と言っているのに、片道1時間以上かかるクライアント先に派遣されることもあり、保育園の開園と共に長女を預け、閉園ギリギリにお迎えに駆け込む(時折間に合わなくて急遽延長保育になる)ということがままありました。

(メインのクライアント先は上司と事前に合意していたけど、ヘルプで行くクライアントは体力的にしんどい立地のところもあった。まあ子持ちが少ない職場なので、この辺は難しいんだろうなあ)

 

一方、今回の復職は、基本的には在宅勤務。

緊急事態宣言中だから、ということではなく、私の会社は今後もベースは在宅勤務を維持するようです。

ドレスコードも廃止されたそうで、「クライアント先に出る時に失礼がなければ良い」のだそうです。

ちなみに復職後はクライアント先に出ない部署になるんですけど、その場合は…?

 

ともあれ、

・通勤時間込みで早めに家を出なくて良い

・パソコンを担いで満員電車に乗らなくて良い

・常識的な範囲で限りなくカジュアルな格好で良い

・なんなら化粧もしなくて良い

・中抜けして子供の習い事の送迎をしても良い

・苦手な上司と事務所で顔を合わせなくて良い

・そもそも部署移動して、業務内容的にも嫌なことが減る(はず)

という状況なので、「全然嫌じゃないですむしろ積極的に仕事復帰したいよっしゃオラ!」みたいな状況ではないですが、とりあえず大人との接点ができて定期的にお給料が入るので嬉しいです(語彙)。

 

仕事に関しては、今回の育休で

・無理はしない

・少し落ち着いたら、自分の好きな仕事をやる

と強く強く決心したので、まずは3年、期限を決めて、頑張りたいと思います。

無理はしないけど、自分の中で区切りがつくだけの成果は出せるといいな。いや、出すぞ。

 

 

おわりに 出来るだけアウトソースして暮らしたい

私は元来、めちゃくちゃ怠け者の人間です。

でも、子育てはとにかく頑張り続けることが求められる。

 

子供が生まれる前なんて、仕事してるだけでもしんどかったのに、さらに子育てもしんどくて、仕事はさらにままならなくなる。

残業できない。

完了まで見届けられない。

残りは周囲の誰かにお願いするしかない。

勉強するための時間はなくなる。

出来の良い後輩にどんどん抜かされる。

1度目の復職の時を思い出しても、ネガティブなことばかり頭に浮かびます。

 

あー、私なんで働いてるんだっけなー。

子供が生まれる前は、仕事に対してキラキラした夢とか目標とか持ってた気がするけど、そんなのできなくない? 私スーパーサイヤ人じゃないし。

鬼殺隊でいえばどちらかというと村田さんか、なんなら隠だし。

 

が。

考えてみれば子育てしているだけで結構頑張ってるじゃないか、と思うのです。

ちゃんと毎日ご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつけてるし、毎日キレ散らかしてるわけでもないし。

部屋は散らかっていることの方が多いけど、子供達の情緒も比較的安定しているし、十分及第点なのではないかね、と。

 

誰かも言っていましたが、人生の全ての場面で全力投球することはできません。

仕事でも抜群の成果を上げて、子供は元気で礼儀正しく勉強もできる、部屋は常にピカピカで毎日雑誌に載るような料理を作って……

なんてそんな風にいくわけがない。

見えないところでどこか必ず手を抜いているに違いありません。

もし全部完璧という人がいたら……パラノイアでは。

 

だから、優先順位をつけるということは大事なことなんだと思います。

子供と楽しく暮らしたい。

仕事も、長期的にみたらそれなりに頑張りたい(短期的に生産性が下がるのはもう、仕方ない)。

料理は無理のない範囲でできれば良い。でも出来合いのものや外食でもいい。

家事は苦手なのでできれば他人の手を借りたい。

 

 

苦手なことは手を抜いたり、他人にお願いしたりして、楽しいこと、やりたいこと、意義を感じられるものを重点的にできる生活をしたいなと思います。

今までお願いしたことがなかったシッターも、これからは本格的に検討したいと思っています。

それで少しでも疲れずに済んで、子供と過ごす時間の密度が上がればいいじゃないか、と思うわけです。

 

一年ちょっとおやすみをいただきありがとうございました。

明日からまたサラリーマンに戻ります。

 

自由な時間は少なくなりますが、また時々ブログを更新できたらなと思っています。

それではまた。