カリブ海でダメになる〜2015年12月・キューバ旅行記〜 PartIII
旧市街から車で2時間。
はーるばる来たぜバラデロ〜。
バラデロはヨーロッパ資本のホテルが立ち並ぶリゾートエリア。
オールインクルーシブで、基本的には中では飲み放題食べ放題!
そして待ちに待ったぜプライベートビーチ!
エントランスを抜ければプールエリア。
旧市街とは打って変わって、一気にリゾートに来た感!
ウェルカムドリンクは、トランクからモヒート!
と、ラムをオレンジジュースで割ったやつ。なんていうんだっけ。
とにかく洒落おつー。
荷物を置いて、着替えて、待ちに待った海!
海なし県・群馬県出身の私。海といえば新潟の海でした。
透明度が違いすぎてびびるわ。
人をダメにするビーチ、バラデロ。
しかも浅瀬が続いていて、泳げない私でも優雅にプカプカできる。
なんだ、天国か。
そして、泳ぎ着かれたらビーチサイドのバーへ。
ダメになる。間違いなくダメになる。
ビールもモヒートもダイキリも飲めちゃうよ。
熱いところで飲むフローズンカクテルがうますぎてやばい。
おお、グリエルよ。どこに行ったら会えるのか…。
ちなみにこのTシャツを着て浜辺を歩いていたら、ライフガードのおっちゃんに、
「Oh... グリエーーール」と絡まれました。
そのTシャツいいなー、くれよーと。
グリエル、やっぱりあなたはキューバでも人気者だったのね。
夜は毎晩広場で催し物がありました。
写真は「WHITE NIGHT」っていうイベント。
出演者はみんな白い衣装を着ています。
火を食うお姉ちゃん。
こういう人が近づいてくるとちょっと怖い。
次々出てくるお酒…。
3日ほど宿泊して、だいたい毎日こんな有様でした。
朝からもりもりビュッフェで食べて、朝ヨガとかエクササイズに出て、泳いで、食べて、飲んで、泳いで、食べて、飲んで…という。
本当に、人をダメにするリゾート、バラデロ。
最後には、「そろそろ仕事をしないとまずい気がする…」と逆に勤労意欲がわいてしまったワーカホリック・カタヤマなのでした。
ちなみにこのホテル、概ね快適でしたが、食事だけは本当に残念でした。
朝食やランチを食べるビュッフェレストランはそれなりでしたが、ディナーのお店がどこもひどい…。
フレンチ、イタリアン、オリエンタル、中華、和食などのレストランがあって、朝食やランチでも利用できるビュッフェレストラン以外は一応予約を取らなければいけないことになっているのです。
せっかくだから、と毎晩律儀に予約してレストランに行った私たち。
ただ、食材の仕入先はどこも同じらしく、肉はまだしも野菜が何を食べても残念な味。
温野菜として提供されるものは、たいていが冷凍でした。
一番衝撃だったのが、日本食レストラン「SAKURA」
鉄板焼きレストランらしく、こんな服装のおいちゃんが調理してくれます。
鉢巻には、日の丸を挟んで「日本」と「桜」の文字。
ちなみに、ホールスタッフはチャイナドレスを着てました。なんなの…。
熱心に調理するおいちゃん。
どの食材にも、塩、コショウ、そして「テリヤキソース」をドバドバかけます。
衝撃の、全部同じ味つけ!
しかも、かける「テリヤキソース」の量が尋常じゃない。
そんなにかけたらからいって!
もはや何かの実験を眺める気分の私たち。
しかも焼き始めてから何分!? そんなに加熱したら食材がガビガビになってしまう…。
極め付けはフランベ!
なぜーーー!?
写真を撮りそびれましたが、この後出てきたのは全体的に黒っぽいお肉、エビ、温野菜(もちろん冷凍)、チャーハン…。
全部「テリヤキソース」の味がしました。
思ったより辛くなかったけども、薄めたウスターソースみたいな味がしました…。
これが日本食っていうのは…あんまりだわ。