パパ育休雑感(中間報告)
まさに!
今日から長女の保育園登園が再開しました。
昨日(6月22日)付で、私の居住区では「登園自粛要請を解除し、通常保育にむけた段階的な保育に移行する」旨の通知があったのですが、我が家も間もなく次女が生後1ヶ月を迎え、母子ともに外出が可能になる時期。
そろそろ(長女を伴わず)外に出たいし、育休期間を生かして勉強や体力づくりをしたい時期。
先週保育園に電話して、部分的な登園再開が可能か打診していたのでした。
(ちなみに言っておくと、ママ友づくりは目標から外しています。前回の経験から、積極的に交流の場に出向くのは得意ではないことがわかったので。ただし、保育園関連や、自然に出会ったママたちとのつながりは大切にしていきたいと思っています)
当面の間、週2回、午後4時まで保育園で預かってもらえることになりました。
これだけでも私の自由な時間が増えるー! ありがたい!
自粛期間中、私の夜間授乳もあり生活リズムが乱れていたのと、父母とずっと一緒にいたのとで、登園しぶりがあったらどうしようと懸念していましたが、数日前から「この日からまた保育園に保育園に行くよ」という話をしたら楽しそうにしていた長女。
今日も、朝起きるのはしんどそうにしていたものの、いつもよりテキパキと朝ごはんを食べ、歯を磨き、靴下を履き、ばっちり玄関にスタンバイして送り担当の父を支度を待っていたのでした。
さて、その父は5月半ば(人事上は当初の出産予定日である6月上旬)から育休を取得しています。
制度上の育休は6月いっぱい、7月はこのままいけば有給を消化し休暇を継続、ということで、暫定ではありますがまさに今が折り返し地点です。
パパ育休を取得してみての所感としては、上の子のケアのためにはパパ育休があって大変よかった(というか、夫がいないとかなりキツかった)ということ。
第二子ということもあり、私もそれなりに子育てには慣れてきているので、次女のケア自体は長女の時よりもだいぶ余裕を持ってできました。
(若干ほったらかしにしてたという説もある)
一方で、長女のケアはめちゃくちゃ大変でした。
まず、自分以外の小さい子がいる時点で、長女の心は穏やかではないわけです。
幼少期、弟に腹を立てて弟の腕に噛み付いていた私の娘とは思えないくらい、次女を気にかけ、可愛がってくれる長女ではありますが、とはいっても時々「おかあさんが次女ちゃんばっかりかわいがるとさみしいー」と口にしたり、親のあれしなさい・これしなさいに突然大声で反発してみたり、お風呂に入れるのにヤダヤダと30分近く逃げ回ってみたり。
1日に何度も長女を叱り、時にはこちらの堪忍袋の緒が切れて大目玉を食わせることもあったのでした。
これをもし私だけでやらなければならなかったとしたら、私は今頃ストレスでバーサーカー状態になっているか、産後うつで心療内科を受診していたことでしょう。
夫が家にいることで、どちらかがキレてもどちらかがフォローする態勢がとれ、これは長女にとっても私たち親にとってもよかったと思います。
あと、個人的には「長女のケアが大変」ということを夫が身を以てわかってくれたのがありがたかったです。今までは私が長女にキレていると、「子ども相手にそんな声で怒るなや」と叱られることがあったのでね。。
今回、コロナ禍で保育園からも登園自粛要請があり、就学前の子どもを持つ妊産婦としてはかなりシビアな状況にあったと思います(っていうか、学齢に関わらず子持ちはみな苦労したと思うけれど……)。
まだまだ手のかかる上の子を家でケアしつつ生まれたての新生児をケアする……。
いくら上の子の育児経験があるとはいえ、実家やシッターの手助けなしに一人でこれをするのは無理ゲーです。
そして、必要とする(母親がバーサーカー化せず、うつにもならない)ケアをシッターに依頼しようとしたら、物凄い金銭的負担が生じて、家計が赤字になりかねません。
パパが育休を取得することで、ママは産後のボロボロの体を休めることができ、余裕を持って新生児に愛情を注ぐことができ、上の子を傷つけすぎず(注:まったく傷付けてないことはない)ケアすることができ、ひいては産後の諸手続きも滞りなく進んで受け取るべき給付金等をスムーズに受け取ることができるのです。いやマジで。
コロナのせいで外出ができず、つらい、つまらないと思うことも多々ありましたが、逆に次女が誕生してからの貴重な1ヶ月を、家族揃って過ごせたのはよかったのでは、と思っています。
次女がいる環境に長女自身も適応する時間を作れたし、親もそれをケアできたと思うのです。
長女の保育園も週2だし、夫の育休はあと1ヶ月残っているし、今後は次女も少しずつ外出できるようになるので、引き続き家族全員でいろいろな経験をして、思い出づくりをしたいと思います。
この経験はきっと老後の糧。。
それではまた。
お外に出たい
次女ンヌの誕生からまもなく1ヶ月になります。
コロナ予防で産前から引きこもっているので、かれこれ3ヶ月くらい引きこもっていることになる。
まあそのうちの半分くらいは働いていたので、そこまで廃人化しているわけではない(と信じて疑わない)のだけど。
産前はクリニック、産後はお役所関連とスーパーくらいしかまともに行っていないので、早く産後の1ヶ月健診をクリアして次女ンヌともどもお外に出たい。
ベビービョルンのONE KAIも新調して、準備は万端だぜい。
クリニックの雰囲気が好きなので、1ヶ月健診が終わってクリニックに足を運ぶこともなくなってしまうのかと思うと寂しいけれど、それよりもなによりも次女を連れてお散歩したりするのが楽しみすぎるので、早く来い来い1ヶ月健診!
さて、数少ない外出の機会=スーパーへの買い出しで 変わったスイーツを見かけたので迷わず購入。
とろ〜りなめらかチョコミントプリン!
間違えて写真撮る前にシール剥がしちゃったから貼り直したよ。
食べてみると、しっかりチョコミント感はあるのだけど、チョコチップ感(噛むとポリポリ?する感じ)がないので、なんだか拍子抜けする。
チョコミント好きは結構いるらしく、チョコミントフレーバー食品時々見かけるんだけど、やっぱりアイスが一番美味しいよね。
今日は簡単ですが以上!
臨月妊婦とリモートワークの思い出
コロナの所為というか、お陰というべきか。
3月に入ってから自主的に在宅勤務をしていました。
もともと6月の上旬が出産予定日で、仕事の繁忙期の都合もあり5月の中頃までは働きたいという話を上司としており。
それも、仕事が好きだから出産の直前まで働きたい、みたいな健気な理由ではなく、昨年志願して部署異動したにもかかわらず、この一年間異動前の業務を引きずり異動先の業務ができずフラストレーションを貯めていたので、異動前の業務への関与をこれをもって最後にしたいと思っての、予定日直前までの勤務でした。
結果的に、3月末から全社で「原則リモートワーク」の号令が飛び、一部の職員を除いては在宅勤務が強制されることになったのだけど、4月からは長女(3歳)保育園も登園自粛になり、これが本当に、我が家にとって地獄だった。
前述したとおり、私の仕事は4月の中旬から5月上旬が繁忙期になる。
長女妊娠前は通常22時頃まで、ピーク時は終電までの勤務することもある時期だ。
(まあ、電車で帰れているだけマシという説もあるのだが)
臨月近い妊婦とはいえ、さすがに「申請している時短での労働時間分しか働きません」というの図々しさは昭和生まれの私にはない。
通勤、化粧等の時間を勤務時間に当てることで、概ね一日あたり9〜10時間の労働時間を確保するようにしていた。
とはいえ、「体調の都合で自主的にリモートワークします」と宣言していた3月頭には想定していなかったこと=保育園に預けられないという事態が発生し、当初の「在宅でもこのくらい働けるはず」という目算は大幅に狂った。
体力有り余る3歳児が家で大人しくしているわけがないのだ。
おまけに間も無くお姉ちゃんになることと、母が以前のように遊んでくれないストレスから、長女のメンタルはすこぶる不安定だった。
夫が急遽在宅勤務に切り替えてくれたため多少助かったものの、それぞれに働きながら「かまってくれ」とまとわりついてくる子どもを宥め、なおかつ家族3人分の昼食・夕食をコンスタントに用意するのはそりゃあもう激烈に辛かった。
上司からのプレッシャーと、暴れる子どものストレスで、時折”まともな大人が口にしてはいけない”類の怒声を発しながらなんとか乗り切った。
んで、業務時間を終え、夕食を掻き込んだあとはそのまま布団に倒れ込んだ。
そもそも、臨月に入る前から体が重すぎて、休日はほぼ寝込んでいるような生活をしていたのだ。
プレッシャーを感じながら一日10時間働く、というのは身重だった私にとってかなりストレスのかかる状況で、正直「5月上旬の、キリのいいところまで働きます」と宣言した半年前の自分を恨んだ。
しかも、その状況で仕事の成果を上げられていたならまだしも、ただでさえしんどい体に、日中の子どもの世話まで重なって、ひどい日には「椅子に座っているだけで精一杯」状態だった。
自分が働いていることで、逆にチームに迷惑をかけているんじゃないか、という疑念でメンタルも病んだ。
関連性があるかどうかは知らないが、足がめちゃくちゃ臭くなった。
毎日靴もストッキングも履かずに、素足で部屋にいるのに、なんで足が臭くなるんだ。
ネットで検索したら「ストレスで足が臭くなる」という記事がいくつもヒットした。
信憑性があるかどうかは別として、ああこれ私だわ、と思った。
そんなわけで、最終盤は這いつくばる思いで、どうにかこうにか5月の中旬に産休に入った。
その間も、クリニックの健診に行くたび、「もう限界です、早く産みたいです」と訴え続け、晴れて5月の下旬に「来週産みましょう」とお墨付きをもらい、つるりと次女を出産した。
人事上の産休開始から約10日。
仕事の生産性はさておき、我ながらギリギリまでよく頑張った。
その結果が、予定日10日前にも関わらず3400g越えのビッグベイビーである。
そりゃあ体も重いよね!
今回は計画無痛分娩だったけど、自然分娩だったらどれだけ大きくなっていたことか!
(取り上げてくれた助産師さん曰く、「自然分娩だとこれから一週間くらいお腹にいた可能性もあるから、3500g越えは間違いないね」とのこと。いや、本当に計画分娩でよかったわ)
妊娠後期に入ってからも自転車に乗ったり、ギリギリまで働いていたり、コーヒーも普通に飲んでいたにも関わらず元気に生まれてきてくれた次女には感謝しかありません。
世の中には、仕事が好きで好きで仕方なくて、出産ギリギリまで仕事をして、出産したら最速で復帰したいという人もいるでしょう。
実際、うちの会社にもそういうタイプの上司がいて(出産の前の週まで働き、産後1ヶ月半で復帰とか)、自分はそういうタイプではないにしろ、体力的にはそういう働き方もできるかもと思っていたけど、できないわ。個人差あるわ。
その上司がどんな体調で、どんな身長・体重・妊娠経過で、どんなサイズのベビーを産んだか知らないけれど、私の体調体格体力ではこれが限界。
あとは、「思った通りに働けず迷惑をかけた」という反省も大いに残ったので、だったら法定の産休に有給をくっつけて、しっかり休めばよかったよね、という話でした。
私自身が出産をすることはもうない予定なので、今後後輩や部下が妊娠した際には、「無理しなくていいからゆっくり休んでね」と伝えたいと思います。
二児の母になりました
久しぶりのブログです。
前回の更新、いつだったっけ、と思ったら2019年6月だそうで。
一年近く更新できてなかったのね。げっそり。光陰矢の如し。
更新が滞っている間に、第二子女児を妊娠・出産していました。
約3年半ぶりの新生児との生活を満喫しています。
ハイハイも寝返りもできない赤ちゃんて、手がかからなくていいね!
出産直後、おっぱいがなかなか出なくて苦労はしたものの(第一子の時特訓したから努力しなくても出るものと油断していた)、母乳が軌道に乗ってからは、とりあえずおっぱいあげておむつを替えればそれ以外は穏やかに寝ていてくれるんだもの!
それより今現在手がかかるのは、3歳半の長女です。
保育園もコロナの影響で登園自粛になっており(注:親が働いている場合は預けられるのだけど、我が家は夫婦で産育休中のため「なるべく自宅保育で」と言われている)、夫と代わる代わるで接待しなければいけない状態。
それでもずっと看ているわけにはいかないので、Amazon primeやNetflixでプリキュアを観せて凌いだりしている。
で、そうやって凌いだ結果、特にお気に入りの映画のセリフを暗記し始め、いつでもどこでもセリフを暗唱しまくっていてですね。
親の思考回路はショート寸前ッ!(おっと、これはセーラームーンだ)
早く保育園に預けたいなぁ!
(そして私がアマプラで映画やドラマを観たい)
結婚する前から、「子どもは二人くらいほしいなぁ」と漠然と考えていた私。
長女出産後は、「こんなに可愛いなら3人くらいほしい!」とマタニティハイに脳味噌をやられていましたが、次女の妊娠中は辛くて辛くて、仕事が終わると寝室に横たわっては「早く産みたい、こんな思いはもう二度としたくない」と白目になってやり過ごす日々。
「妊娠出産はこれで最後!」という決意を新たにしました。
子どもはもう一人ほしいけど、絶対に自分では産みたくない!
ということで、こんなに長い休暇はこれが人生最後、のはず!
コロナで思い描いていた産育休にはならないかもしれないけど(国内・海外問わず旅行に行きまくろうと思っていた)、思い切り満喫しようと思っています。
で、今回の産育休で目標にしているのが、「たくさん文章を書くこと」。
前回も同じような目標を立てていたと思うのだけど、慣れない育児にあたふたしていたり、資格維持のための試験があったりで、実現できていなかったのよね(言い訳)。
今回は第二子ということもあり、ちょっと余裕があるはずだし、試験もないし、血迷ってFP試験を受けたりする予定もないので、なるべくたくさんブログを書くようにしたいと思っています。
本来文章って、頻繁に書くことでうまくなるし、自分自身の定点観測にもなると思うのだけど、更新の間隔が空いてしまうと文章力もつかない……というか落ちていくし、物事を見る解像度も下がっていくし、あまり意味がないのよね。
今度こそ、きちんと書くことを習慣にして、文章力、会話力を高めていきたいと思います。
軽やかに雑談するにはどうしたらいいのか
専門職なのにテクニカルタームが出てこなくて困っているという話を前回したと思うんですけど。
出産によるホルモンかなにかの変化のせいか、育児疲れのせいか、はたまた一年半も産育休で家に閉じこもっていたせいなのか、喋るのがめちゃくちゃ下手くそになった。
これでも新卒就職時は営業職だった私。自分の話をするのは得意ではなかったけど、雑談自体が苦手というわけでは決してなかった。
毎日お客さんとも社内のメンバーともめちゃくちゃ喋っていたが、どもったり言葉が出てこなかったりということはほとんどなかったし、ストレスなく会話ができていた。
今の仕事(監査法人勤務の会計士)に就いてから、仕事中おしゃべりをする機会が激減して、「人生のなかでこんなに口数少なく過ごしたことがあったろうか…」と不安に感じる日々だったのだが、さりとて妊婦になる前の身軽な頃は、そこそこの頻度で飲み会にいきバカ話をしていたわけで、コミュニケーション力の低下に危機感を感じたようなことはなかった。
んが。
最近は子育てのため、同僚友人知人と飲む機会も激減しており、いよいよ雑談力を磨く時間がなくなってしまった。
おまけに、娘がたいへんなおしゃべりで、なおかつ向こう見ずで突然予想外の動きをするので、家にいる間落ち着いて思索にふける時間など皆無だ。
つねに何か軽くて硬い、プラスチックのような棒で頭をポカポカ叩からている感覚で、頭が休まらない。
深く考えて話すというより、子供のカタコトを推測しごく簡単なことばで受け答えし、子供を危険から守るために四六時中、心をトゲトゲさせて見張っているのだ。
牛乳をこぼされないか、尖ったものやささくれ立ったものに触らないか、コンロでいたずらしないか、高いところにあるものを落とさないか……と。
一体産前の私は、人と雑談するための回路をどうやって構築していたのだっけ。
と、ここまで書いてみて気づいたが、やはり私の頭は休息が足りていない。
一人で考える時間を充分にとれなければ、誰だって思考力は衰えるし、考えは薄っぺらくなるのではないか。
さらに悪いことに、通学時間や休憩中、寝る前に、携帯でニュースサイトやツイッターを物色してるわけで、インプット過多になっているのは自覚している。
うまく吐き出して、時には忘れて、また空いた容量でインプットする。
そのサイクルをうまく回すことが大切なんじゃないだろうか。知らんけど。
とにかく、勉強したいこと、身につけたスキルが多すぎて時間が足りない。
そういう意味では意外と幸せな人間なのかもな、私。
まとめる訓練は一向に進んでいないけれど、とりあえず吐き出すことだけはしたので、寝ますかね……。
近所に気になるお店ができていたので行ってみたい。
復職して1年以上が経ってました
スーパー久しぶりの更新です。
なんと、前回の更新が2018年の9月だから、9ヶ月近く経っている。。
日々生きるのに精一杯で、ブログの存在も忘れていました。
子育てと仕事で、脳みそ的にも肉体的にもキャパオーバーだったのと、デスクワークなので眼精疲労も深刻でね。。
なんだ、年齢的にあれか。老眼予備軍になる頃か。
さて。
タイトルにもした通り、気がつけば復職して1年が経っていた。
復職前に1年間は働く(繁忙期が1月から5月まで断続的に続くので、そこまでは乗り越える)というのを心に決めていたので、なんとかそれは達成できたと言ってよいと思う(語尾から自信のなさが溢れている)。
私は会計士として、監査法人(財務書類の監査又は証明を組織的に行うことを目的とした法人)に勤めているのだが、好きこのんで会計士を目指すことにしたにも関わらず、入社当初からこの監査という仕事が本当に嫌いだった。
それでも、娘の妊娠に伴うつわりと強烈な眠気でまともに働けなくなる以前は、そこそこに働けていて、そこそこに評価してもらっていたように思う。
しかし、2年弱のブランクを経て復職してからは、これはもう本当に、ダメなことばかりが相次いだ。
そもそも、専門職のくせにテクニカルタームをすっかり忘れている。会計士試験に向けて3年以上かけて必死に覚えた単語が、育児に専念する中であれよあれよという間に抜け落ちていった。
そして、業務の中心スキルであるエクセルスキルも「行・列のグループ化のショートカットってなんだっけ?」と後輩に聞くくらいにはスコンと落ちていた。
おまけに、昨今の会計の世界というのは、新基準が「48グループのリリースラッシュかな?」と思うほどバシバシ出されて、「旧基準では赤でしたが新基準では青ってことにします」みたいなことが頻繁に起こるのだ。
いや、例えが下手すぎるけど、伝わりますか、これ。
そういう状況のなか、同僚達はなんやかんや文句を言いつつも頑張って働いて知識を深めていたわけで、2年のブランクを経た私が、「まあ定時では帰りますけど、なんとかうまくやりたいと思いまーす」みたいなスタンスでは到底太刀打ちできない程度には実力差が着いてしまったわけです。つらい。
個人的には、専業主婦生活は向いておらず、家事育児を主たる業務として生きるよりは外に働きに出て、上司の悪口の一つでも言いながらご飯を食べる方が精神衛生的には良かったので、復職したことに後悔はない。
そもそも勤務時間が以前よりぐっと短くなり、退社後はお母さんにジョブチェンジなので仕事で失敗しても強制的に気分を変えざるを得いというものメンタル面ではプラスだった。
何より、職場の仲間が個性的で、彼ら彼女らと雑談を交わしながら働くのは楽しかった。
てな感じで、働くこと自体はとてもとても楽しかったのだが、それでもなお、「なぜこの業務?」という疑問は絶えず付きまとった。
誰かがツイッターで書いていたが、監査というのはきわめて労働集約型のビジネスモデルで、作業時間と仕事の成果が比例する。
時短や残業制限などで労働時間が減れば、その分その個人のパフォーマンスは下がる。
さらに、業務時間外での自己学習の時間が取れないとなれば、単位時間あたりの仕事の質も下がる。
そんなわけで、復職後早い段階で現状の働き方に限界を感じ、今後社会人人生を継続するにあたり何か別のアプローチを考えねばいかんなと痛感し、後半はそれを行動に移したというのがこの一年の大まかな流れである。
来月からは、監査業務を100%ではないものの、70%くらいは離れ、業務改革を推進する部門でAIの導入やら働き方改革について考える予定だ。それって会計士の職域なのかというご指摘は社内の各所からも受けているようなのだけど、そんなのは知ったことではない。
医師の世界でも、臨床が得意な人もいれば研究に長けている人もいる。iPS細胞で有名な山中教授だって、臨床は苦手だったというじゃないか。
会計士の世界にも、「監査がいっぱしにできてこそ会計士」的な言説は根強いようだけど、私は細かい分析や検証を丁寧にやるよりも新たしいものを追いかけてトライ&エラーを繰り返す日々を送る方が絶対に楽しく生きられる。
他人と家族に迷惑をかけない範囲でやりたいことをやって生きていこうと思う。
人生100年時代だし、5年前にやりたかったことと今やりたいことが変わっていてもいいじゃないか!
異動先がめちゃくちゃ向いているかもしれないし、全然面白くなくて3ヶ月後くらいに転職活動を始めているかもしれないけれど、アラフォーだからと自分で自分の限界を決めず、これからも楽しいことを探していこうと思います。はい。
さて、散歩していたら気になるお店を見つけてしまいました。
結局、プレーンとレモン味を買って帰りました。
どちらも素朴な味で美味しかった。
単なるメモ
今、会社で
・プロジェクト的にはしんどいんだけど、チームメンバーの関係性が良好なジョブ
・プロジェクト的にはそんなにしんどくないんだけどメンバーとの関係性がイマイチなジョブ
の2つに参加しているんだけど、圧倒的に前者の方が楽。
まあフェーズ的に前者での私自身の作業ボリュームが大きくないせいもあるのかもしれないのだけど、国籍・経歴ミックスで、平均年齢も高いチームで、チーム内で言いたいこと言えていてストレスが解消できているのが大きいと思っている。
後者の方は同じジョブを長く経験しているメンバーが多くて、彼らの間での不文律みたいなのが沢山あって、途中で入った人たちに居心地の悪い雰囲気ができてるんじゃないかと思っている。
また来月から、後者のプロジェクト行くんだけど、気が重いなぁ…。
ついつい開始されがちなチームワークだけど、もっとフォーカスされてもいいんじゃないかといつも思う。