カタヤマさんの頭の中

久しぶりの実名ブログです

軽やかに雑談するにはどうしたらいいのか

 

専門職なのにテクニカルタームが出てこなくて困っているという話を前回したと思うんですけど。

 

出産によるホルモンかなにかの変化のせいか、育児疲れのせいか、はたまた一年半も産育休で家に閉じこもっていたせいなのか、喋るのがめちゃくちゃ下手くそになった。

 

これでも新卒就職時は営業職だった私。自分の話をするのは得意ではなかったけど、雑談自体が苦手というわけでは決してなかった。

毎日お客さんとも社内のメンバーともめちゃくちゃ喋っていたが、どもったり言葉が出てこなかったりということはほとんどなかったし、ストレスなく会話ができていた。

 

今の仕事(監査法人勤務の会計士)に就いてから、仕事中おしゃべりをする機会が激減して、「人生のなかでこんなに口数少なく過ごしたことがあったろうか…」と不安に感じる日々だったのだが、さりとて妊婦になる前の身軽な頃は、そこそこの頻度で飲み会にいきバカ話をしていたわけで、コミュニケーション力の低下に危機感を感じたようなことはなかった。

 

んが。

最近は子育てのため、同僚友人知人と飲む機会も激減しており、いよいよ雑談力を磨く時間がなくなってしまった。

 

おまけに、娘がたいへんなおしゃべりで、なおかつ向こう見ずで突然予想外の動きをするので、家にいる間落ち着いて思索にふける時間など皆無だ。

つねに何か軽くて硬い、プラスチックのような棒で頭をポカポカ叩からている感覚で、頭が休まらない。

深く考えて話すというより、子供のカタコトを推測しごく簡単なことばで受け答えし、子供を危険から守るために四六時中、心をトゲトゲさせて見張っているのだ。

牛乳をこぼされないか、尖ったものやささくれ立ったものに触らないか、コンロでいたずらしないか、高いところにあるものを落とさないか……と。

 

一体産前の私は、人と雑談するための回路をどうやって構築していたのだっけ。

 

と、ここまで書いてみて気づいたが、やはり私の頭は休息が足りていない。

一人で考える時間を充分にとれなければ、誰だって思考力は衰えるし、考えは薄っぺらくなるのではないか。

 

さらに悪いことに、通学時間や休憩中、寝る前に、携帯でニュースサイトやツイッターを物色してるわけで、インプット過多になっているのは自覚している。

 

うまく吐き出して、時には忘れて、また空いた容量でインプットする。

そのサイクルをうまく回すことが大切なんじゃないだろうか。知らんけど。

 

とにかく、勉強したいこと、身につけたスキルが多すぎて時間が足りない。

そういう意味では意外と幸せな人間なのかもな、私。

 

まとめる訓練は一向に進んでいないけれど、とりあえず吐き出すことだけはしたので、寝ますかね……。

 

 

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近所に気になるお店ができていたので行ってみたい。