5月に読んだ本・観たドラマ
6月もあと数日で終わろうというところ。
久しぶりのブログ更新です。皆さまお元気ですか。
インスタにも書いたんですが、今夫が子供を連れて大阪の実家に帰っていてですね。
束の間のシングル生活です。
今は日曜日の夜ですが、金曜の昼の飛行機で夫と娘は大阪に行きましてですね。
前日の夜とか、「子どもと4日間も離れて過ごすなんて寂しすぎるわー無理だわー」と思っていたし、当日の朝出勤するときは子供が大泣きするんじゃないかと思ったのですが、まーそんなこともなく。
娘は仕事に向かう私をあっさりと送り出し、大阪に着いても泣くことも喚くこともなく、義父母の歓待を受けて機嫌よく過ごしているようです。
一方の私も、髪を切ったりパーソナルストレッチに通ったり友達とサシ飲みしたりして優雅な身分です。
あれー、思ったより寂しくない! ドライなのかな、私。
そんなわけで、久しぶりにゆっくりブログが書けます。ありがたい。
というわけで、今更感はありますが、5月に読んだ本と観たドラマをおさらいです。
〈本〉
- 作者: 西原 理恵子
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/06/23
- メディア: 文庫
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私が持っているのとAmazonの検索で出てきたのと、出版社も表紙も違うようなのですが。
去年あたりのサイバラさんの「卒母」宣言がずしーんと響いていて、サイバラ作品何か読んでみたいなーと思って古本屋で手に取ったのがこちら。
おそらく、児童書として子供向けにお金の大切さを説いた本なので(奥付を見ると児童向けの新書シリーズの一つであることがわかる)、イメージしていたサイバラさんより語り口も柔らかで、毒も随分控えめだった。
これはこれで、「児童向けの新書」としてはいい本だと思うけれど、残念ながら私が期待していた本ではなかった。
女性が管理職になったら読む本 ―「キャリア」と「自分らしさ」を両立させる方法
- 作者: ギンカ・トーゲル,小崎亜依子,林寿和
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2016/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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3月に行った、「HeForShe」セミナーで紹介されていた本。
管理職の女性というのはなにかと煙たがられがちである。
女である私自身も、女性女性上司の下に着くのはあまり好きではない。
いや、合う人だと気持ちよく働けて楽しいのだが、合わない人だと最悪で、本人に意見したりすることも出来ず悶々としてしまうのだ。
勤続5年、ふつうの会社ならピチピチの若手であるべきところ、人材流動性の高い今の会社では中堅に差し掛かってくる年次である。
徐々に現場リーダーを務める機会もあるだろうと思って予習のつもりで読んだ。
で、読了から1ヶ月以上経過していて、何が書いてあったか概ね忘れてしまっているのだけれど、「ビッグファイブ」という心理学のコンセプトが紹介されていて、それは非常に興味深かった。
人の性格は、「情緒安定性」「外向性」「開放性」「協調性」「勤勉性」という5つの要素により決まっており、自分の傾向を知ったり、時と場合によっては意識してそれを調整することによって行動をコントロールしていこうとするものである。
組織論とかマネジメントは実は心理学と密接に結びついていることが多く、この辺は勉強していくと非常に面白そうだ。
うちの会社は会計プロフェッショナルファームなので、会計や監査に詳しい人はすごくたくさんいるのだけれど、プロジェクトマネジメントやモチベーションマネジメントに詳しい人はほとんどいない気がする。
復職して定時ワーカーになったので、正攻法で出世を目指していくことは難しいのだけど、実はこのへんの分野に精通していくことで私なりの生き残り方が見つけられる気がしている。
(あと、モチベーション管理とか人材育成とか、子育てと共通する部分が多いような気がしている。私の育児経験が仕事で活かせることがあるかもしれない)
不思議な能力を持つ青年と、青年の不思議な魅力に惹かれ結婚することになる女性の話。
その青年の能力が、作中では「本当に彼にはそんな能力があるのではないかと信じさせるような」能力という扱いなのだが、どうもその辺のツメが甘いような気がしてリアリティが感じられず、ピンとこなかった。
裏表紙には「生への根源的な問いを放つ傑作長編」と書いてあるのだけど、何を大げさな、と思ってしまう。
どうも最近、小説でアタリを引いていない。
森見登美彦が好きで、森見作品は楽しく読めることが多いのだけど、その他に好きな作家を見つけられていない。あ、有川浩もまずまずだったかも。
ということで、オススメの作家さんがいたら教えて欲しい。
ここ数年まともに小説を読んでいなかったので、しっくりくる作家と出会えていないだけだと信じたい。
〈ドラマ〉
松岡茉優の可愛さがすぎるドラマ。
逆にいくと、主な見所はそこだけである。
今調べたところ、放送枠は日本テレビの土曜日22時から、いわゆる「土ドラ」枠なので、重厚なヒューマンドラマというよりは、土曜日の夜に気楽に見られる作りになってるのかもしれない。
あらすじは、結婚した素敵な旦那様(錦戸亮)は実は社内でも有名な仕事ができない男で、それを松岡茉優が愛の力で励まし、仕事のできる男に成長していくという話である。
中盤以降、松岡茉優演じる妻が妊娠・出産し、それを通じて錦戸くんが大切なものに築く、という流れになるが、それにしては妊娠中の扱いが雑。
最後にそのメッセージを伝えたいなら、妊娠の経過もう少し丁寧に描いてほしかったわ、というのが経産婦の素直な感想だ。
というわけで、5/14に仕事復帰したこともあって、5月は読書量も減り、ドラマもほとんど消化できずだった(「ウチの夫は〜」は4月中にほとんど消化していた)。
復職して1ヶ月以上経った現在、Kindleを活用できていることもあって読書量はそれなりに確保できているのだけど、ドラマは全然見られていません。平日は10時頃には寝るしな。
そんなこんなですが、6月以降も読書記録は続けていこうと思います。
とりあえず今週(明日から)有給だから、その間にいくつか記事を書く予定。